6月11日に、駒本小学校の体育館において音楽鑑賞教室をコーディネートしました。

ヴァイオリンは久保陽子氏。3歳からヴァイオリンを始め、数々の国際コンクールで優勝や入賞を果たし、ソリストとして世界的な演奏活動をされています。ピアノは真下航氏、ビオラは川口さくら氏、司会進行は小室敬幸氏が講師としてお越しくださいました。

鼓笛隊の活動で、管楽器や打楽器の音に慣れ親しんでいる子どもたち。しかしこれまで、弦楽器の音に直接触れる機会はありませんでした。

全校児童が集まり、少しざわついた体育館。しかしヴァイオリンの音色が鳴り響いた途端に、真剣な表情に変わりました。「目が釘付け」とは正にこの状態!弦楽器特有の音の振動と、ピアニストの素早い指の動き。和音の響きや音の追いかけっこ。子どもたちには全てが新鮮に感じたらしく、感想文には「心臓がドキドキした!」「今まで聴いたことのない音楽だった。」「大好きな音だった。」「また来てヴァイオリンを弾いて欲しい!」などの言葉があふれていました。

心が柔らかい子どものうちに、たくさんの音楽にふれて感動することは、きっと心の財産になっていくことでしょう。駒本の子どもたちの情操教育にも、学校支援地域本部が関わっていけたらと思っています。(写真はリハーサルの様子です)20150611_091053